6月の指導計画（月案）＜2歳児・保育園＞

保育園の6月の月案指導計画（月案）、2歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級（クラス）づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新幼児と保育』2022年春号ふろく「2022年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・新入園児も進級児も園の生活や環境に慣れ、おままごとやパズル、かくれんぼなど自分の好きなことをして過ごせるようになってきた。

・身のまわりのことを自分でやろうとする子や、「できない」と保育者に訴えてくる子がいる。

・保育者に誘われてトイレに行き、排泄する子もいる。おむつをはいている子もタイミングが合うとトイレで排尿できるようになっている。

・友達がしている遊びや持っている玩具に興味を示し、一緒に遊ぶ姿が出てきた反面、思いが通らないと無理やり玩具を取ったり、友達を押したりたたいたりすることもある。

・梅雨期の衛生に留意し、一人ひとりの体調に気を配りながら、心地よく過ごせるようにする。

・保育者に手伝ってもらいながら、靴下をはく、帽子をかぶる、手を洗うなど簡単な身のまわりのことを少しずつ自分でしようとする。

・梅雨期の雨や虫などの自然に触れ、興味や好奇心を持つ。

・保育者や友達と一緒に、砂や水、泥などに触れて遊ぶ。

・梅雨期は気温差が著しいので、衛生面や体調の変化に留意し、保護者と健康状態をこまめに連絡し合う。

・子どもたちにとって身のまわりの生活の仕方が、自分で行いやすい環境であるか再確認する。

・気温が高い日は水分補給をこまめに行い、湿度が高く蒸し暑い日はシャワーを使って気持ちよく食事、午睡に向かえるように配慮する。