4月の指導計画（月案）＜1歳児・保育園＞
新 幼児と保育
保育園の4月の月案指導計画（月案）、1歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級（クラス）づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年春号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。
4月当初の子どもの姿
・新しい環境や保育者に対して、緊張したり泣いたりして気持ちを表す。
・進級児は持ち上がりの保育者を拠りどころに過ごした。新入園児が泣く姿に動揺する姿も見られたので、できるだけよく見知った進級児だけで過ごせるように心がけた。
・新入園児は泣きながらも部屋で過ごすことで、好きな場所や好きなおもちゃを見つけて遊び始め、日に日に泣くことが少なくなってきている。
今月のねらい
養護
・新しい環境や保育者に少しずつ慣れ、安心して過ごす。
教育
・毎日同じリズムで過ごし、生活が安定する。
・好きな遊びや場所、ものに出会っていく。
子育て支援
・連絡帳でのやりとりや送迎時などに、子どもの様子を丁寧に伝え、細やかなコミュニケーションを重ねていく。
・支度の仕方や連絡事項などを丁寧に伝え、いつでも声をかけやすいような関係を築いていく。
環境構成
・一人ひとりの姿から、興味や関心に合わせておもちゃを設定したり、遊べる空間を保障したりしていく。
・食事や睡眠の場所を毎日同じにし、子どもたちが安心して過ごせるようにする。
保健衛生
・遊具などの消毒をこまめに行う。
・換気を常にしていく。
・家庭と細やかに連携しながら、子どもの健康状態を把握する。一人ひとりが無理のないように過ごす。
