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2月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2022/02/01
2月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の2月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年2/3月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・おむつがぬれていないときは、低月齢児はおまるにすわり、高月齢児はトイレに行くようにした。1歳児の排泄している様子をまねて、便座にすわってみる子もいた。

・スプーンを使って食べることに慣れ、口に入れる前にスプーンを裏返さないようになり、口にまっすぐ入れられるようになってきた。

・歩いて散歩に出かけられる子が増えてきたが、抱っこを求めたり保育者と手をつなぐことを嫌がったりと、自分の意志を表す姿が見られた。

今月のねらい

養護

・保育者と一緒に、衣服の着脱や食事の身支度など、簡単な身のまわりのことをやってみる。

教育

・気温や天候を見ながら戸外に出かけ、冬の自然に触れる中で、発見したことを保育者と共有する。

子育て支援

・次年度の説明会では、年齢ごとの育ちをとらえ、映像を流しながら保育する中で大切にしていることを保護者に伝える。また、進級する学年で用意する持ち物などは、実物を提示し、わかりやすく説明する。

環境構成

・1組、2組の保育室を自由に行き来して遊べる時間を作り、一緒に散歩に出かけるなどかかわりを増やす。

・1歳児クラスの保育室で遊ばせてもらい、雰囲気に慣れたり、遊具や玩具で遊ぶことで刺激を受ける。

保健衛生

・気温に応じて暖房を使用し、換気をする。また、衣服の調節を行い健康に過ごす。

・丁寧な手洗いを継続する。

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