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2月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2022/02/01
2月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

幼稚園の2月の月案指導計画(月案)、4歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年2/3月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・友達と誘い合い、数人で一緒に遊ぶ中で、一人ひとりが自分の思いを表したり、友達の言動を意識して動いたりする姿が見られる。思いが違ったりうまく伝わらなかったりすると、トラブルになることもある。

・年長組が担っていた誕生会の司会や当番活動を、年長児とペアになって丁寧に教えてもらった。大きい組へのあこがれの気持ちを持ちながら、今度は自分たちがやるという意欲とともに、進級への期待をふくらませる姿が見られた。

今月のねらい

・自分の思いを表したり友達の思いを感じたりしながら、一緒に遊ぶ楽しさを感じる。

・学級のみんなと一緒にいろいろな表現遊びをすることを楽しむ。

・自分なりのめあてを持ち、それをやり遂げた満足感を味わう。

クラス作りのポイント

・それぞれの思いや考えがまわりの幼児に伝わるように言葉を補ったり、友達と折り合いをつけながら遊びを進めようとする姿を具体的に認めたりして、友達と一緒に遊ぶ楽しさを感じられるようにする。

・学級のみんなといろいろな表現遊びをする中で、ストーリーに沿って動いたり、言葉のやりとりをしたりして、相手に応じて動くことや友達と気持ちを合わせる心地よさを感じられるようにしていく。また、子ども会への取り組みを通して、友達との一体感を味わったり、学級の一員として一緒に取り組もうとする気持ちが高まるようにしていく。

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