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1月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2022/01/04
1月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の1月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021-2022年12/1月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・食事の際、食器のふちを使ってスプーンですくったり、手づかみで意欲的に食べる姿が増えた。また、食後のエプロンなどの片づけをひとりでやろうとする子も出てきた。

・園庭で幼児クラスの子どもに手をつないでもらい喜ぶ姿があった。

・保育者と「かんぱい!」とコップを合わせたり、食器を並べたりする中で、他児と場所やものの取り合いなどのトラブルになることもある。

・“自分で!”の自己主張が強くなってきている。

今月のねらい

養護

・気温や体調に留意し、丁寧に手洗いをすることで感染症予防に努める。

教育

・保育者や友達とかかわり遊ぶことを喜ぶ。

・簡単な身のまわりのことを保育者と一緒にやってみる。

子育て支援

・休み明け、生活のリズムが崩れたり、不安になっている子に対し、丁寧に接し家庭での様子を聞き、対応を考えていく。

・感染症が流行する時期なので、園での手洗いの様子や効果をお便りなどで伝え、家庭での励行を呼びかけていく。

環境構成

・見立て遊びができるようになってきているため、ままごとコーナーの玩具を充実させたり、買い物ごっこ用のバッグやカゴなどを用意する。

・玩具を出すだけにならないように、一緒に遊びながら遊び方を伝え、使用しなくなった玩具は子どもたちと一緒に片づけ、じっくり遊べる環境を整える。

保健衛生

・手洗いのときの歌を歌いながら、丁寧に洗い、感染症予防に努める。

・厚着になりすぎないよう気をつけ、衣服や寝具の調節をする。

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