1月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>
幼稚園の1月の月案指導計画(月案)、4歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021-2022年12/1月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。
1月当初の子どもの姿
・冬休み明け、友達や保育者と久しぶりに会えたことを喜び、休み中のできごとを伝えようとする姿が多く見られる。
・いろいろな正月遊びに興味を持ってくり返し遊ぶことを楽しんだり、友達とかかわることを楽しんだりしている。
今月のねらい
・正月遊びに興味を持ち、くり返し取り組むことや友達とかかわりながら遊ぶことを楽しむ。
・自分なりのめあてに向けて、考えたり工夫したり挑んだりしながら遊ぶことを楽しむ。
・年長組が園生活の中で担っている役割に関心を持ち、自分もやってみようとする。
クラス作りのポイント
・友達と誘い合っていろいろな正月遊びを楽しめるよう、様子を見ながら遊び方が共通になるように調整したり、遊び方に変化をつけることでより楽しくなることを、保育者が遊ぶ姿で示したりする。
・一人ひとりの思いや考えを認め、一緒に遊んでいる幼児に伝えたり、思いが違ってトラブルになった際には、それぞれの言い分に共感しながらどうすればいいのかをともに考えたりしていき、自分たちで遊びを進めていく楽しさを味わえるようにする。