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12月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2021/12/01
12月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

幼稚園の12月の月案指導計画(月案)、4歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021-2022年12/1月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・友達と遊びながら、自分の思いやイメージを動きや言葉で表そうとする姿が増えてきた。しかし、自分の思いがうまく伝わらなかったり、思いがすれ違ったりしてトラブルになることもある。

・戸外で遊ぶ中で気温の変化を感じたり、園庭の自然物の変化を見たりすることを通して、秋から冬へと季節が移り変わっていることを感じている。

今月のねらい

・友達と一緒に遊ぶ中で、自分の思いを表したり、友達の思いを部分的に受け入れたりしながら、遊びを楽しむようになる。

・季節の遊びや行事に親しみ、イメージをふくらませて遊ぶ楽しさを味わう。

・学級のみんなでいろいろな遊びを一緒にする楽しさを味わう。

クラス作りのポイント

・一人ひとりが友達の中で思いを出しながら遊んだり、友達の動きを意識しながら一緒に遊んだりしている様子を見守りつつ、つながりを楽しんでいる気持ちに共感したり思いをつなげたりしていく。

・12月ならではの行事や遊びに興味を持って楽しめるよう、一つひとつの行事の意味をわかりやすく知らせたり、遊びのきっかけ作りを工夫したりする。

・音楽会への取り組みを通して、友達と音を合わせる心地よさを感じながら、学級のみんなと一緒にできたという達成感を味わえるようにする。

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