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10月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2021/10/01
10月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

保育園の10月の月案指導計画(月案)、1歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021年10/11月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿 

・今まで衣服の着脱や排泄など嫌がらずに行っていた子が、誘っても「あとで」「いかない」というようになってきた。

・自分でしようとしてできないことがわかると、「やって」と片言や身ぶり手ぶりで伝えてくるようになってきた。

・高月齢児は自分で靴の脱ぎはきができるようになってきた。

・友達の名前を呼び一緒に遊ぶ姿が増えてきた。

・リズム運動の曲を口ずさむと、楽しそうにリズムに合わせて体を動かし、何度もリクエストしている。

・戸外遊びでの探索活動の範囲が広がったり、走る、高いところに上って飛び降りるなど楽しんでいる。

今月のねらい

養護

・気温に応じて、衣服の調節を行い、心地よく過ごせるようにする。

教育

・保育者や友達と一緒に走ったり、上ったり、たくさん体を動かして遊ぶ。

・自分の思いやしてほしいことを言葉や身ぶり手ぶりで保育者に伝えようとする。

子育て支援

・駄々こねが見られるこの時期、思いを受けとめていくことの大事さを伝えていく。

環境構成

・公園まで歩いている姿や遊んでいる姿の写真を保護者向けに展示し、日ごろの様子を知らせていく。

・公園や散歩先で見つけた草花、ドングリなどを入れる「ポシェット」を用意したり、持ってきたものを飾ったりできるようにする。

保健衛生

・朝夕の気温差があるので体調の把握をこまめに行う。

・保育室の換気や温度調節、衣服の調節をしていく。

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