保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

9月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2021/09/01
9月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の9月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021年8/9月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。


前月末の子どもの姿 

・(9月当初の環境について)新入園児が7名入りクラス運営を変えなければならなくなった。そのためクラスの間にいろいろな動揺が見られた。

・おむつ交換や衣服の着脱では、パンツやズボンを保育者と一緒に上げようとして衣服に手をかけ、協力する姿があった。

・泣いて空腹を訴えるが、特定の保育者が抱っこして声をかけるうちに泣き止むことがあった。

・数人の子は保育室で飼育しているカブトムシに興味を示し、見て触れて親しんでいた。

今月のねらい

養護

・環境が変わったが、新入園児も在園児もなるべく安定した生活をする。

・食べられるようになり、スプーンを持ち意欲的に食事をする。

教育

・保育者と一緒に体を動かす遊びや探索活動をする。

子育て支援

・保護者に事前に質問や心配事を伺い、それについて管理栄養士による栄養指導を受け、アドバイスをいただいた内容(離乳食の進め方、かみ方、スプーンの使い方など)を伝え、情報共有をしていく。

環境構成

・戸外が暑い場合には日よけの下で遊び、室内でも体を動かして遊べる環境(ホールや多目的室の利用、保育室にトンネルやマットを用意するなど)を整える。

・高月齢児6名、低月齢児15 名とクラスを分け、なるべく少人数で生活する。

保健衛生

・残暑が厳しいため汗をかいたら清拭し、着替えをして気持ちよく過ごせるよう心がける。

・室内や玩具、遊具の消毒を十分行い、衛生環境を整える。

「新 幼児と保育」最新号のご購入はこちら