9月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>
幼稚園の9月の月案指導計画(月案)、4歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021年8/9月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。
今月当初の子どもの姿
・長い夏休みが終わり、幼稚園で友達や保育者に会えたことを喜んだり、夏休みのできごとを伝えようとしたりしている。
・久しぶりの園生活に不安を示す幼児もいるが、1学期に楽しんだ遊びをしたり、保育者や気の合う友達とふれあうことで、徐々に自分なりの動きを出してきている。
今月のねらい
・園生活のリズムを取り戻し、自分の力を発揮しながら遊ぶことを楽しむ。
・自分のやりたいことに取り組む中で、自分の思いやイメージを表すことを楽しむ。
・運動会に興味を持ち、思いきり体を動かす楽しさを十分に味わう。
クラス作りのポイント
・夏休みを終え、久しぶりの幼稚園で過ごすことを楽しみにしている気持ちを受けとめながら、保育者や友達とふれあうことや遊びの中で自分の力を発揮することを十分に楽しめるようにする。
・遊びの中で、走る、投げる、跳ぶなどの多様な動きが経験できるような場を作り、体を動かす心地よさや開放感を味わえるようにする。さらに、保育者や友達と一緒にする楽しさを感じながら、体を動かして遊ぶことへの意欲を高めたり、運動会への期待をふくらませたりしていく。