5月の指導計画（月案）＜2歳児・保育園＞
新 幼児と保育
保育園の5月の月案指導計画（月案）、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級（クラス）づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021年4/5月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・進級園児は新しい保育室や保育者に慣れ、落ち着いて生活しているが、新入園児はまだ不安な様子が見られる。
・登降園時の身のまわりの支度に興味を持ち、保育者と一緒にやってみようとする。
・友達と手をつないで散歩に出かけたり、満開の桜を見て「きれいだね」などと自分の思いを言葉にする。
・保育者や友達と遊ぶが、ものの取り合いや場所の取り合いになることがある。
今月のねらい
養護
・保育者に気持ちを受けとめてもらいながら、自分の気持ちを安心して表す。
教育
・自分の好きな遊びを楽しんだり、友達と一緒に遊んだりすることに関心を持つ。
・草花や小動物に触れながら、戸外遊びを十分に楽しむ。
子育て支援
・環境の変化や、連休明けで生活リズムを崩し疲れやすい時期なので、個々の子どもの健康状態など、家庭と情報交換していく。
・園生活での小さな変化や子どもの育ちを保護者に伝え、成長をともに喜べるようにする。
環境構成
・自分で見つけた遊び（スタンプ、絵を描く、ひも通し、絵本、ままごとなど）を、やりたいと思ったときにできる環境を準備しておく。
・自分でやってみたいという気持ちを大切にし、満足感が持てるようにする。
保健衛生
・気温の変化が著しく、疲れが出やすい時期なので、衣服や室温などの調節をこまめに行い、快適に過ごせるようにする。
・健康観察をしっかり行い、体調に変化が見られたときは、早めに対応をする。
