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5月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2021/04/30
5月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の5月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021年4/5月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。


前月末の子どもの姿 

・登園時に泣くが、特定の保育者に抱っこされ、やさしく語りかけられることで泣き止む。

・赤ちゃん体操やわらべうたなどでふれあうことで、緊張がほぐれ、表情が緩む。

・保育者に抱っこされると、目で玩具を追ったり、ハイハイで進んで玩具に手をのばしたりする。

・前月末から子どもたちが少しずつ登園するようになり不安な子がいる中、園になじみ落ち着いて生活できる子もいる。



今月のねらい

養護

・特定の保育者に見守られながら、1対1のかかわりを通して泣くことや生理的欲求を受けとめてもらい、信頼関係を築く。

教育

・寝返りやハイハイ、伝い歩きなどで体をたくさん動かしたり、わらべうたやふれあい遊びを楽しむ。



子育て支援

・「ちょこっと面談」を行い、園での様子を伝えたり、家庭での様子や不安に思うこと、困っていることなどを聞いていく。また、1年後の目指す姿を話し、思いを共有していく。



環境構成

・ゆったりとした環境の中で、子どもの欲求や興味、関心を理解し、応答的にかかわることで、安心感を持ち生活する。

・一人ひとりが十分に体を動かすことができる空間を設けたり、発達や興味、関心に合った玩具を、子どもたちの目線に合わせ、手の届きやすい場所に用意する。



保健衛生

・玩具の消毒など衛生面に十分留意し、清潔な環境の中で過ごせるようにする。

・水分補給をこまめに行ったり、衣類の調整をし、気持ちよく過ごす。



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