3月の指導計画（月案）＜0歳児・保育園＞
新 幼児と保育
保育園の3月の月案指導計画（月案）、0歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級（クラス）づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021年2/3月号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・食べ物の好き嫌いが出てきて、口の中に入れると出したり、見た目で苦手と感じると食べようとしない。
・人形を抱っこして「ねんね」と寝かしつけたり、ミルクをあげたりしてお世話をする。
・園庭から車を見つけ「ブーブー、きた」などと二語文を話す。
・運動機能が発達し、巧技台の一本橋を保育者と手をつないで渡ったりジャンプする。
今月のねらい
・保育者や友達とかかわり、ふれあうことを喜ぶ。
・友達や保育者と一緒に体を動かしたり、表現することを楽しむ。
子育て支援
・連絡帳やクラス便りで、子どもの１年間の成長を知らせたり、保護者からの質問や悩みなどに丁寧に答え、進級に対する不安がないよう配慮していく。
・流行っている病気についての情報などは早めに伝え、ちょっとした体調の変化も互いに連絡し合って早めの対応ができるよう共通認識を図る。
環境構成
・人形を使ったつもり遊びができるように、手作りおんぶひもやエプロン、人形などの小物を用意しておく。
・ダンボールや巧技台を用意し、出入りしたり上り下りしたりして、さまざまな姿勢になって遊べるようにする。
保健衛生
・日によって寒暖の差が大きい季節なので、その日の天候や気温によって衣服を調節し、健康に過ごせるようにする。
・引き続き、保育室やトイレの衛生管理を徹底する。また、おもちゃをこまめに洗浄、殺菌する。
