1月の指導計画（月案）＜1歳児・保育園＞

保育園の1月の月案指導計画（月案）、1歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級（クラス）づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新幼児と保育』2020-2021年12/1月号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・自ら鏡を見て鼻や顔を拭いたりと、清潔にする子が多くなった。

・食事をよく食べる子もいれば、好き嫌いが多くなり、嫌がる子も出てきた。

・先月から追いかけてもらうことが好きで、外に出るとキャーと歓声をあげては逃げていく。

・「さむいね」「あったかいね」「おいしいね」などと、思いを言葉にしてやりとりしている。

・室内外の気温の変化に留意し、暖房や加湿器などで調節し、快適に過ごせるようにする。

・保育者に見守られて、身のまわりのことを自分でやろうとする。

・戸外で元気に遊んだり、自然の変化に気づき、態度や言葉で伝える。

・健康に過ごすために薄着の習慣をつけ、全身を使って遊ぶことの大切さを伝える。

・雪が降った日は、防寒着や手袋、長靴を持参してもらい、戸外に出て遊べるようにする。

・足腰を強くしたり、バランス感覚を養うため、園庭の起伏のある場所を選んだり、室内でも凸凹のあるマットを敷いたりして、登る、降りる、歩く、走るなどの経験がくり返しできるようにする。

・室内で歌ったり踊ったりする際は、部屋を広くして、安全なスペースを確保する。

・感染性胃腸炎についての症状や対応について、便りにして伝える。

・遊具や玩具の安全点検、衛生管理を怠らずに行い、破損などがある場合は迅速に改善する。

・手洗いと一緒にブクブクうがいの仕方を伝え、習慣になるようにする。