12月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
保育園の12月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020-2021年12/1月号ふろく「2020年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・食事のときに「こうするんだよね」といいながら、友達と互いに親指と人さし指を見せて一緒に食具の持ち方を確認し、意欲的に食べている。
・裏返った衣服を保育者に「やって」と求める。ときには自分で直そうとしている。
・友達と人形の寝かしつけをしたり、ご飯を作るなど、相手のイメージしていることがわかり、一緒に遊んでいる。
今月のねらい
・衣服の着脱や手洗い、うがいを自分で意欲的に行おうとする。
・季節の行事(アドベント礼拝や聖劇など)を通して、クリスマスの雰囲気を感じる。
・友達のイメージしていることがわかり、つながり合う。
子育て支援
・胃腸炎やインフルエンザなど、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期なので、風邪や嘔吐、下痢などによる体調の変化に留意する。必要があれば家庭と連絡を取るようにし、早めの受診をすすめて健康状態をしっかり把握する。
環境構成
・手洗い、うがいを、保育者と一緒に歌いながら行ったり、視覚的に意識して洗えるように洗い方のイラストを用意したりする。
・クリスマスツリーやクリスマスに関する絵本(『クリスマスおめでとう』など)を用意する。また、歌いながら聖劇に参加することを通してクリスマスについて知り、楽しみに待てるようにする。
保健衛生
・暖房が安全に使えるかを事前に点検しておく。
・室内の温度を18~22℃、湿度を45~60%に保つようにする。
・手洗いをこまめに行うよう声をかける。