10月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>
保育園の10月の月案指導計画(月案)、0歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年度 10/11月号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・熱が出たり、感染症にかかったりして休む子や早退する子が多かった。
・天気のよい日に散歩に出ると、草や石に触れたり、ハイハイや歩行を楽しんでいる。
・「ないない」「あっち」「もういっかい」など、自分の思いを言葉にして伝えようとする姿が増えてきた。
・遊んでいた玩具を他児に触れられると、嫌がって泣くことがある。
今月のねらい
・気温や体調の変化に留意し、衣服や室温、湿度を調節して健康に過ごす。
・戸外遊びや散歩先で、秋の涼しい風や落ち葉に触れたりして、体を動かす楽しさを味わう。
子育て支援
・保育参加では、普段の生活や遊びの様子を見てもらう中で、子育ての喜びや悩みに共感し、成長を実感したり、子どもへの愛着が深まるようにしたりする。
・自分でやってみたいという自我の芽生えが見られるようになるので、自己主張も発達の大事な姿と伝え、具体的にどう対応するとよいか一緒に考えていく。
環境構成
・子どもの歩く速さに合わせ、道草を楽しむことで、子どもの指さしに気づき、秋の自然への関心が持てるようにする。
・散歩先では、広い原っぱがある村岡山のふもとや消防署裏など、のびのびと活動できる環境を用意する。
保健衛生
・朝夕と日中の気温差が大きくなり、体調を崩しやすくなるので、衣服の調節をしながら、健康に過ごせるようにする。
・食事前やトイレのあとなどには丁寧に手洗いをするなどして、清潔に過ごし、感染症を予防する。