7月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
掲載日:2020/07/01

保育園の7月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年度6/7月号ふろく「2020年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・疲れが出てきたためか、進級児数名が昨年からかかわっていた保育者とのかかわりを求める。
・日中パンツで過ごしたり、オムツだがトイレで排泄する子もいれば、オムツがぬれていてもそのままでいる子もいる。
・ひとり遊びをじっくりと楽しむ姿が多くなるとともに、他児の遊びにも興味を持ちだし、他児のものを取ってしまい、けんかになることがある。
今月のねらい
・保育者に見守られながら、衣服の着脱やトイレでの排泄をしようとする。
・顔に水がかかったりすることを嫌がらずに遊べるようになる。
・雨の日も体を十分に動かして遊ぶ(巧技台を作ったり、楽しい体操を行う)。
子育て支援
・夏に流行りやすい感染症の情報や、園全体の発症状況を早めに知らせる。また、体調を崩しやすい時期なので、子どもの健康状態についての情報交換をこまめに行う。
環境構成
・ゆったりと過ごせるように、クッションやラグマットを敷いたコーナーを作る。
・子どもたちの興味のある水遊びの道具(水鉄砲と消火するための火のイラスト)を用意する。
保健衛生
・夏の疲れから体調を崩すことが予想されるため、個々の体調の変化に留意する。