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5月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2020/05/01
5月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

保育園の5月の月案指導計画(月案)、1歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2020年度 4/5月号ふろく「2020年度版 指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿 

・発熱や嘔吐など、体調を崩して休む子が多かった(特に新入園児)。

・上記のこともあり、新入園児は登園時に泣くことも多かったが、後半には保育者の膝から離れて遊ぶ姿もあった。

・運動機能面では、まだ歩けない子、小走りする子など個人差がある。

・食事前は水道で、保育者に手を洗ってもらうようになってきた。

今月のねらい

・保育者に気持ちを受けとめてもらいながら園の生活リズムに慣れ、安心して過ごす。

・春の自然に触れながら、散歩や戸外遊びを楽しむ。

・興味のある玩具を見つけると自分から遊びだす。

子育て支援

・保育者が子どもと一緒に歌う子どもの好きなわらべうたや、手あそびなどをクラスだよりに掲載したり、実際に歌って伝える。

・食事、排泄、睡眠など、家庭でのリズムを聞きながら進めていく。

環境構成

・絵本コーナーを設け、子どもたちに親しみのある絵本を置き、安心して過ごせる場所を作る。

・子どもの姿から興味のある玩具や発達段階を考えたものを作って棚に置き、自分で選んで遊べる環境を作る。また、棚には写真を貼り、片づけやすいようにもする。

保健衛生

・玩具を口に入れてしまう子どももいるので、感染症の対策も含め、消毒液を手の届かないところに作っておき、口に入れたものは速やかにつけておき、乾かすようにする。

・流行りの感染症について、症状や気をつけることなど掲示する。


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