5月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>
保育園の5月の月案指導計画(月案)、0歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2020年度 4/5月号ふろく「2020年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・保護者と離れるときには泣くが、特定の保育者に抱っこされると泣きやみ、遊び始める。
・午前中眠くなる子がいる。
・「おいしいね」と声をかけてもらうと、笑顔を見せたり、手づかみで食べる。
・わらべうたなど歌ってもらうと、体を揺らして一緒に喜ぶ姿がある。
・ずり這いやハイハイ、伝い歩きをする。
・棚に入っている玩具を出したり、箱の中に入れる姿が見られる。
今月のねらい
・一人ひとりの生活リズムに合わせて、心地よく安心して過ごす。
・寝返り、ハイハイなど、体をたくさん動かして遊んだり、わらべうたやふれあい遊びを楽しむ。
子育て支援
・体調を崩しやすい時期なので、体調の変化が見られたときは保護者と伝え合い、連携をとっていく。
・楽しんでいる歌や手あそびを紹介し、親子で楽しめるようにする。
・子どもの育ちをしっかり理解し、親と子の愛着が育まれるよう、保護者に伝える。
環境構成
・ゆったりとした環境の中で、一人ひとりの甘えや不安、生理的欲求を受けとめ、情緒の安定を図る。
・一人ひとりが自分に合った移動手段で、十分体を動かすことができるような場所や、発達に合った遊具、手作り玩具を用意する。
保健衛生
・気温の変化が著しく、疲れが出やすい時期なので、衣服や室温などの調節をこまめに行い、快適に過ごせるようにする。
・舐めたり、口で確かめる玩具をこまめに消毒する。