4月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>
保育園の4月の月案指導計画(月案)、1歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2020年度 4/5月号ふろく「2020年度版 指導計画」よりお届けします。
4月当初の子どもの姿
・4名の新入園児は、登園時に泣くこと があるが、保育者が抱っこやおんぶをすると落ち着き、玩具で遊ぶこともある。
・在園児は、0・1歳が同じ部屋のため、担当の保育者が代わったが、すぐに慣れて生活も落ち着いている。
・高月齢の子どもは、尿意を知らせたり、トイレにすわると出ることがある。
・手づかみ食べの子どもが多い。
今月のねらい
・新しい環境と保育者に慣れ、安心して過ごす。
・信頼できる保育者と一緒に好きな遊びを見つけて楽しむ。
子育て支援
・連絡ノートやお迎え時の会話で、一日の子どもの様子を伝えたり、家庭での様子も聞いたりすることで、保護者との信頼関係を築く。
・入園・進級し、新しい環境になったことで不安定な姿を見せることがあるため、園や家庭での様子をこまめに伝え合う。新入園児の保護者には面談の時間を設けて、情報交換をする。
環境構成
・一人ひとりの子どもの興味のある玩具を知り、室内の棚に用意したり、コーナーで区切ったりし、遊び込める環境を作る。
・不安定な子どもも多いので、戸外遊びを多くして気分転換を図り、植物や虫などの自然に触れたりする。
保健衛生
・子どもが触れる場所や口に入れるものなどは、こまめに掃除や消毒をして衛生的な環境を保つ。
・体調不良の子どもがいるときは、お迎えが来るまで別室で対応するなどして、感染を防ぐように心がける。