4月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>
掲載日:2020/04/01

保育園の4月の月案指導計画(月案)、0歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2020年度 4/5月号ふろく「2020年度版 指導計画」よりお届けします。
4月当初の子どもの姿
・保護者と離れるときには泣くこともあるが、担当保育者に抱っこやおんぶをしてもらったり、声をかけてもらうことで、徐々に泣くことが減り、まわりの様子をうかがう姿もある。
・初めての環境に慣れず、眠りが浅く、ミルクを飲む量も少ない。
・気になる玩具があると、触ったり、音を鳴らしたり、口に入れたりしながら確かめている。
今月のねらい
・新しい環境に慣れ、一人ひとりの生活リズムに沿って、気持ちよく過ごす。
・特定の保育者にかかわってもらうことで、思いや生理的欲求を受けとめてもらい、信頼関係を築く。
子育て支援
・園と家庭との生活が連続したものになるよう、家庭での様子や保護者の考えを 聞き取り、積極的に話しかけていくことで、話しかけやすい雰囲気を作る。
・保護者に対しても、不安にならないように家庭と連携を密にし、安心して子育てができるように支援していく。
環境構成
・ゆったりとした温かい雰囲気の中でやさしく語りかけ、安心した環境を保障する。
・発達段階に合った玩具や自由に動ける空間を整える。
保健衛生
・口に入れたり、触れたりする玩具をこまめに消毒し、衛生的で安全な環境に留意する。
・一人ひとりの健康状態や生活リズムを把握し、こまめに観察を行う。