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3月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2020/03/01
3月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の3月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年度 2/ 3月号ふろく「2019年度版指導計画」よりお届けします。


前月末の子どもの姿

・保育者に尿意を知らせ、便座にすわると排尿できることもある。

・食事後、自ら布団に行き眠ることができるようになってきた。

・散歩に出かけるとバスや車に興味を持ち、言葉と同時に指さしで知らせる。

・手先、指先を使うシール貼り、穴落とし、マグネット遊びなどを好んで遊ぶ子が増え、集中している。

・思いどおりにならないとかみつきや引っかきが見られる。

今月のねらい

・保育者に見守られて、安心して食事をし、自分で眠りにつく。

・興味のある玩具で遊びながら、友達と一緒にいることを楽しむ。

・トラブル時は保育者に思いをわかってもらい、代弁してもらうことで落ち着く。

子育て支援

・かみつきや引っかきを未然に防ぐために環境に配慮していることや、保育者が仲立ちとなっていることをクラスだよりなどで伝え、不安にならないようにする。

・できるようになったことや、友達とのかかわりを伝え、成長を共有する。

環境構成

・歩行も完成し戸外に出ることが多いため、下駄箱に目印を作り、自分で出し入れできるようにする。

・やりたいことがすぐにできるよう子どもの興味あること、ものを用意し、棚に置くなどして自分でやりたい気持ちが十分満たされるようにする。


保健衛生

・感染性結膜炎が流行しているため、保護者に感染症のものとそうでないものの区別や休む期間、病児保育施設などの案内をイラストなどでわかりやすく伝える。

・部屋の玩具については口に入れないよう注意し、飲み込めない大きさのものを用意する。

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