2月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
保育園の2月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年度2/3月号ふろく「2019年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・食具の正しい持ち方を伝えると、「こう?」と、保育者に確認したり、友達に「こうやって持つんだよ」と、教え合う姿が見られた。
・カルタのやり方を伝えると「やりたい」といってたくさんの子どもたちが集まり楽しむようになった。読んだあと、カードの文字を見せるとその文字を探している。恐竜カルタをはじめ、動物カルタなどを用意して、いつでも遊べるように環境を整えると、毎日カルタを楽しむようになった。
今月のねらい
・自分でやれることの喜びを感じながら、身のまわりのことをひとりでやれたという自信が持てるようにする。
・簡単なルールのある遊びを友達と楽しむ。
・気の合う友達と一緒にイメージを共有して、ごっこ遊びやつもり遊びの楽しさを味わう。
子育て支援
・身のまわりのことなど、自分でできることが増えたことを伝えて、成長ぶりを認めたり、励ましたりしながら見守ることを確認し合い、進級や移行期間についても丁寧に知らせていく。
環境構成
・さまざまな色の丸や四角の小さい布を準備し、サンドイッチなどに見立てるなど、子どもたちがイメージして遊びを楽しめるようにしていく。
・鬼の話を読んだり、鬼のお面を子どもと製作して、節分の行事について知っていけるようにする。
保健衛生
・室内の気温や湿度に合わせて暖房や床暖房を使用し、室内外の温度の差を約5度以内にしていく。