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2月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2020/02/01
2月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の2月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年度 2/ 3月号ふろく「2019年度版指導計画」よりお届けします。


前月末の子どもの姿

・トイレの際、ズボンを自分ではこうとする。実際に自分ではくことができる子もいる。

・食事は手づかみ、もしくは食具を使って自分でよく食べる。食の細い子どももいる。

・友達と同じことをするなど、一緒に遊ぶことに興味を持つようになっている(シール貼り、段差のあるところでジャンプするなど)。


今月のねらい

・自分で、または保育者に援助してもらいながら、衣服を着脱しようとする。

・保育者や友達とかかわって遊びながら、言葉やもののやりとりをする。


子育て支援

・子どもの様子を伝え、自分で着脱しやすい衣服を用意してもらう。

・睡眠、食事など、家庭と連携をとり、24時間で考えて、生活リズムを整えていくようにする。

・保護者の不安にはできるだけ相談の時間をとり、少しでも不安が解消されるように、話の傾聴をしていく。

環境構成

・早く目覚めてしまうことが多い子は、あらかじめ布団を敷く場所を端にしておき、すぐに対応できるようにする。

・行動範囲が広がったが、歩行が不安定なため、転倒しても大きなケガにつながらないよう、動線を考えると同時に、角などにはガードをつけ、すぐに手の出せる位置で見守る。


保健衛生

・感染症の流行が続くので、室内は常に除菌などに心がけると同時に、体調不良の子どもは部屋を変えて保育するよう看護師と保育者で連携をとる。


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