保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

12月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2019/12/01
12月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の12月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年12/ 1月号ふろく「2019年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・保育者に見守られながら、手づかみ食べや、スプーンでよく食べるようなる。

・遊びのあと、水道で手を洗おうとする。

・指さしや喃語(なんご)で保育者に欲求を伝えようとする姿が増えるとともに、友達とのかかわりも増え、まねをして一緒に遊ぼうとしたり、玩具の取り合いもある。

・手先指先を使う玩具で10~15分くらい夢中で遊んでいる姿がある。

今月のねらい

・食事を手づかみやスプーンで意欲的に食べる。

・指さしや喃語、一語文などで気持ちを表現しながら保育者や友だちとのやり取りを楽しむ。

・発達や興味に合わせて好きな遊びや探索活動を楽しむ。

子育て支援

・食事の量や形状について写真やレシピ集を作り、伝える。

・朝の視診を行い、いつもと違う様子が見られた場合は早めに受診をすすめる。

・年末年始の休みで生活リズムが崩れやすくなるので、無理なく過ごすようにお願いする。

環境構成

・手先指先を使う遊びの数を増やし、個々に好きなものを選んで遊べるようにする。

・食事、排泄、遊びなど、保育者と3名程度の子どものグループで動くようにし、お互いに刺激を受け合えるようにする。

保健衛生

・流行することが心配される感染症について「保健だより」を作成し、病院受診の目安や、家庭でのケアを周知する。

・厚着になりやすい時期なので、健康の為だけでなく、子どもが動きやすい服装にすることでケガを防げることなどを伝え、薄着の習慣をつけていく。

「新 幼児と保育」最新号のご購入はこちら