10月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>
保育園の10月の月案指導計画(月案)、0歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、個別配慮、子育て支援、環境構成など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年10/11月号ふろく「2019年度版指導計画」より、年齢に合わせてお届けします。
10月当初の子どもの姿
・高月齢児は戸外で遊ぶ時間が増え行動範囲が広がるとともに、靴下や靴の脱ぎはきに興味を示し、自分でやろうとする子どももいる。
・新しい保育者への人見知りや、途中入園の子どもへのやきもちから泣いたりする一方で、行きたいところへ自由に行き来して、遊べるようになってきている。
今月のねらい
・秋の自然に触れ、それぞれの探索活動を楽しむ。
・興味を持ったものを、指さしや喃語(なんご)で保育者に伝えようとする。
子育て支援
・簡単にできる手作りおもちゃを入り口に置き、その作り方の資料を用意し、自由に持ち帰りができるようにする。
・気温、季節に合わせて衣服を調節し、厚着になりすぎないよう伝える。
・着替えや排泄、食事、ものの片づけなどの生活の様子を伝え、家庭と共通理解ですすめていく。
環境構成
・散歩に行って拾ってきたものや、秋の自然を感じるものを部屋に置いて、身近な自然を感じられるようにする。
・手先、指先を使って遊ぶものや、音の出る玩具などを手作りし、遊びの選択肢を増やし、いつでも使えるようにする。
保健衛生
・気温差があったり、乾燥が気になる季節でもあるので、衣服の調節をしたり、風邪予防の為にも加湿器を利用していく。
・個々の運動発達に応じて遊びの環境を整え、安全面に十分留意してかかわる。