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5月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2019/05/01
5月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

幼稚園の5月の月案指導計画(月案)、4歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年4/5号ふろく「2019年度版指導計画」よりお届けします。



前月末の子どもの姿

・新しい環境に自らかかわり、生活の仕方もわかって自分から動くようになってきた。

・積み木やついたて、ござなどを使って自分の遊びの場を作り、その場で安心して遊ぶ。・新しい担任や学級の友達と、同じ場で遊ぶことを喜ぶ。

○新しい環境に安心してかかわり、わからないことがあると担任に聞くようになる。

(○は新入園児にかかわること)

今月のねらい

・自分のしたい遊びにじっくりと取り組む楽しさを感じる。

・気に入った友達や、同じ場の友達と同じような遊びをすることを楽しむ。

・保育者や学級の友達と一緒に歌ったり踊ったりする中で、自分なりの動きを出す。

○保育者の援助を受けながら、園での生活の仕方がわかり、自分でやってみようとする。

(○は新入園児にかかわること)

クラスづくりのポイント

・進級児も新入園児も、遊びや生活の至るところで自分の思いを出すようになった。年度当初は保育者の話を静かに聞いていたが、最近では話を聞かなくなったり、集まるのに時間がかかるようになったりしている。新しい友達と一緒にいるのを楽しむようになってきたことを確認しつつ、集まった際には保育者が注目させるような手立てを工夫し、学級の友達と一緒に集まることが楽しいと感じられるようにしていく。

・遊びに必要なものを作ることが多くなってくる。はさみ、セロハンテープ、のりなどの技能面を確実に高め、遊びに生かしていけるようにしたい。

(○は新入園児にかかわること)


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