4月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>
幼稚園の4月の月案指導計画(月案)、4歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年4/5号ふろく「2019年度版指導計画」よりお届けします。
4月当初の子どもの姿
・進級を喜び、新しい担任に自らかかわろうとする幼児がいる。一方で、新しい環境に戸惑い、自分から動き出せない幼児もいる。
・所持品の始末をする場所が変わったことで、自分の場所を探したり、間違えて友達の場所に始末してしまったりすることがある。
○園の遊具に興味を持って遊び出すが、まわりに友達がたくさんいると集中できないことがある。
今月のねらい
・進級を喜び、新しい環境に自分からかかわって遊んだり、生活したりすることを楽しんでいる。
・新しい保育室での過ごし方がわかり、自分でやってみようとする。
○幼稚園は楽しい場所だということがわかる。
クラスづくりのポイント
・いろいろな姿を見せる幼児は、個々に不安な気持ちを抱えており、身のまわりの支度などを自分で進めている幼児も、それを保育者に認めて欲しいと感じている。直接に手をかけられなくても、言葉や視線などで保育者に認められていると実感できるようにすることで、早いうちに保育者との信頼関係を構築できるようにしていく。
○新入園児の中には、集団生活が初めての幼児もいる。必要に応じて、フリーの保育者も援助をしながら丁寧に接し、幼稚園が楽しい場所であることを感じられるようにしていく。
(○は新入園児にかかわること)