3月の指導計画(月案)<3歳児・幼稚園>
幼稚園の3月の月案指導計画(月案)、3歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年2/3号ふろく「2018年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・自分のしたいことや一緒にいたい友達がはっきりし、遊びに期待を持って活動するようになる。
・保育者の話や年長児のお別れ会などの行事から、自分たちが進級することがわかる幼児がいる一方で、進級に関心を持たない幼児もいる。
今月のねらい
・気に入った友達や、遊びの興味が同じ友達と一緒に、自分の思いを出しながら遊ぶことを楽しむ。
・自分なりの動きを出しながら、学級の友達と一緒に遊ぶことを楽しむ。
・園生活の流れの中で、自分でできることや、気づいたことを自分でしようとする。
クラスづくりのポイント
・次年度の学級編成替えに向けて、学年の友達と過ごす機会を多く取り入れる。その中で、学級以外にも自分と同じような興味関心を持つ幼児がいることを知ったり、いろいろな友達と過ごすことを楽しんだりできるようにする。また、不安を感じる幼児を学年全体で把握し、安心して過ごすことができるようにする。
・進級することに期待を持つ幼児もいれば、具体的なイメージが湧かない幼児もいる。年中・年長児の様子を知らせることで、具体的なイメージを持たせ、全員が大きくなったことを感じられるようにする。