3月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
保育園の3月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、個別配慮、子育て支援、環境構成など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年2/3号ふろく「2018年度版指導計画」より、年齢に合わせてお届けします。
前月末の子どもの姿
・園児服に片腕だけを通したり、ひとつだけボタンを留めたりと、自分ができるところまでは行い、難しいところは保育者と一緒に行いながら、「できた!」と喜んでいた。
・「○○ちゃん遊ぼう!」「いいよ」と声をかけ合って、砂場でままごとをしたり、三輪車に乗ったりして遊んでいた。
・年中・年長児のあとを追いかけ、遊具についている霜をかき集めたり、氷に恐る恐るさわったりして、「冷たい」といいながら友達と笑い合っていた。
今月のねらい
・自分で身のまわりのことができることに喜びを感じ、進級することに期待を持って生活する。
・戸外遊びを楽しみながら、春の訪れを感じる。
子育て支援
・食事や着替え、片づけなどを自分でする喜びを感じられるように、家庭でも見守り、励ましてもらえるように伝える。
・進級にあたって必要なものなどを知らせる。また、1年間の成長を伝え合い、保護者とともに喜びながら、安心して進級できるようにする。
環境構成
・来年度へ期待を持ち、スムーズに移行できるよう、3歳児クラスの部屋で活動したり、トイレを使用したりできるよう、職員同士で連絡を取り合う。
・春の草花が載っている図鑑や絵本を用意し、園庭などで見つけた花と照らし合わせて楽しめるようにする。
保健衛生
・歯ブラシは毎日消毒をしてから乾燥させ、清潔を保つ。
・気温差がある時期なので、室温(20~23℃)や湿度(60%程度)、換気、乾燥などに留意する。