保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

12月の指導計画(月案)<3歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2018/11/26

12月の指導計画(月案)<3歳児・幼稚園>

 


幼稚園の12月の月案指導計画(月案)、3歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年12/1号ふろく「2018年度版指導計画」よりお届けします。



前月末の子どもの姿

・自分のやりたい遊びがあり、場やものを目につくところに置いておくことで、「昨日の続き」と、数日を経て遊びが続くようになる。

・友達に自分の思いを出しながら遊ぶようになる。しかし思うようにならないことがあると、そのもどかしさに葛藤する姿も見られる。

今月のねらい

・自分のしたいことにかかわり、気に入った素材で作ることや、作ったもので遊ぶことを楽しむ。

・自分の思いを言葉や動きで表しながら、同じ場で遊ぶ友達と一緒になりきったり、つもりになったりして遊ぶことを楽しむ。

・冬の季節を感じながら、学級の友達と歌を歌ったり、リズム遊びをしたりする。

クラスづくりのポイント

・「こうしたい」という自分の思いやイメージをより強く持つようになり、その「こだわり」ゆえに友達とのトラブルも多くなってくる。自分の思いと友達の思いとの折衷案を見つけるという解決法も必要だが、「こだわり」を持つことを否定せず、ときには友達と場を別にし、自分の思いをじっくりと実現する楽しさを味わえるようにすることも大切である。個々の思いの中心を読み取った環境設定や、保育者の援助を心がけていく。

 

「新 幼児と保育」最新号のご購入はこちら