保育や子育てが広がる“遊び”と“学び”のプラットフォーム [ほいくる]

HoiClue

こどもの“やってみたい”を、共に楽しめる社会をつくるために。小学館さんと一緒に、HoiClueのこれからについて語ります!

飛田恵美子


“種”をまく


丸澤さんの写真

——価値観や理念も近いものがあったのでしょうか。

雨宮:そうですね。
私は保育士さんからよく、「作品展に飾る3歳児の製作アイデアを教えてほしい」というような具体的な提案や“答え”を求められることが多いんですが、“答え”ってなくて、子どもや環境によって楽しめる内容は異なるんですよね。

HoiClueに載っているアイデアは参考要素の1つでしかなく、目の前の子どもの興味や姿に合わせて、どんな内容をどうやって取り入れるかを考えることが大事だと思っていて。

HoiClueの「Clue」は「きっかけや手がかり」という意味を持っていて、この考え方をHoiClue立ち上げ当初からずっと大切にしています。そんな想いから、遊びのアイデアも「あそびの“タネ”」と表現しているんです。

偶然にも、小学館さんも「種」という言葉で理念を表現しているんですよね。
「人生の中で大きく実となり、花開く種子をまくという仕事が出版であり理念だ」と。

「あぁ、同じだ!」とじーんとしちゃいました。

丸澤さんとお話してる写真

丸澤:「出版物が世の中全ての悪いことを無くすことはできないが、人の心に良い方向を生み出す、何らかの小さな種子をまくことはできる」というやつね。
僕もこの理念は好きだな。

子どもの育ちという面でも、数字や英語をほかの子より早く覚えるとか、そういうことじゃないと思うんですよ。子どもたちが生活の色んな場面で何に気づいて、どう感じて、何を自分のものとして掴んでいくかを大事にしたい。

こういう感覚はHoiClueと近いものがあると思う。

村上:親としては、「この時期にこれをやればこういう力がつく」と言われると安心するんですよね。その気持ちはわかります。
でも、私は子育てに正解はないと思ってるし、子どもって大人が見た “子どもらしい”よりももっとすごいというか、子どもに教えられることも多いんですよね。尊敬すべき存在だなぁと思います。

だから、HoiClueの「こどもの“やってみたい”って、おもしろい」というタグラインは本当に共感というか、同じことを考えているなと感じました。

村上さんの写真

丸澤:2040年にはAIの発達により現在ある仕事の80%が無くなる、という話があるでしょう。それが教育や子育てに関する不安につながっているんだと思う。
そういう不安にきちんと向き合いつつ、本当に子どもにとって大事なことは何かを考えていきたいね。

ちょっと脱線するけど、昔子どもと一緒にナイトハイクに参加してね。長いトンネルを一人ずつ歩くんですよ。
歩き進めるうちに真っ暗になって、水の音や風の感触はわかるけど、前後も、上下左右もだんだんあやしくなっていく。

雨宮:わぁ、怖そう。

丸澤:これがねぇ、すっごく気持ち良くて(笑)。普段どれだけ視覚に頼っているか気づくきっかけになるんだよね。
いまの社会は放っておくと視覚優位になってしまいがちだから、それ以外の感覚を子どものうちにしっかり味わっておかないといけないなって。

雨宮:そういえば私、『Latta』ですごく印象に残っている付録があって……
いろんな効果音が収録されたCDで、雨の音とか、動物の鳴き声とか、お化け屋敷の音なんかもあったかな。部屋を暗くして子どもたちに「これ何の音だ?」って聞いたらとても盛り上がって。

音だけで想像力を広げてその世界に入り込んで楽しめる子どもたちってすごいなぁ、と感じたんです。

資料の写真

村上:確かに、手の込んだ何かをつくらなくても、子どもたちは楽しめるものですよね。

雨宮:あと、『ぺぱぷんたす』も大好きです。
(※ぺぱぷんたす=昨年発売された、紙をテーマにしたムック)
コンセプトがすばらしいんですよね。

「コドモゴコロいっぱいのおとなたちが、ホンキでたのしんで、ホンキであそびながら、かんがえました。やくには(たぶん)たちません。せいかいもありません。でも、ここにはワクワク、ドキドキ、ニコニコのあそびやはっけんがつまっています」。

うわ〜、最高!と興奮しました。

資料の写真


丸澤:去年の夏に『ぺぱぷんたす』のイベントをやったんですよ。800kg分の紙を小さく切ってビニールプールに入れて、紙吹雪のプールにしたの。子どもたちにバカウケしていましたよ。

雨宮:小学館さんのそういうところ、すごくいいなぁと思います。子どもだけじゃなく、大人が本気で面白がること、そういう姿を子どもに見せることも大事ですよね。

だから、子ども心や遊び心いっぱいの小学館さんとご一緒できることがすごく嬉しいんです。
本気で楽しんで、本気で遊びながら考えていけたらな、と。

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