6月の指導計画（月案）＜4歳児・幼稚園＞
新 幼児と保育
幼稚園の6月の月案指導計画（月案）、4歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級（クラス）づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年6/7号ふろく「2018年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・自分のしたいことをして遊ぶ中で、保育者やまわりの友達がしていることにも興味を持 ち、自分からかかわって同じように遊ぶことが楽しくなってきた。
・気になる友達ができて、一緒にいたいという気持ちが大きくなってきた。自分の思いをうまく表せずにすれ違うこともあるが、伝えようとする姿も見られるようになってきた。
今月のねらい
・保育者を頼りにしながら、自分のしてみたいことに取り組む。
・同じ場にいる友達や気になる友達とふれあって遊ぶ楽しさを味わう。
・まわりの遊具や自然物などにかかわって遊ぶ中で、感じたことをありのままに表す心地よさを味わう。
クラスづくりのポイント
・保育者やまわりの友達が楽しそうに遊んでいる姿や雰囲気を感じて、同じように遊ぼうとする姿がある。それぞれがしてみたいことや一緒に遊びたい気持ちが満たされるように、タイミングを見計らって声をかけたり、同じ場でふれあえるように仲立ちしたりしながら、思いをつなげていく。
・この時期ならではの自然現象や身近な生き物に触れる経験、まわりの遊具や用具、素材、自然物などにかかわって感じた楽しさやおもしろさなどを、みんなに伝えて刺激を受けたり、興味関心を広げたりできるようにする。
