保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

お休み中のゆとりある時に読んでおきたい、保育や子どもにまつわる記事まとめ

雨宮みなみ
更新日:2021/08/07 掲載日:2017/12/21
お休み中のゆとりある時に読んでおきたい、保育や子どもにまつわる記事まとめ
毎日慌ただしい保育士さんも、すこしはゆったりできる?連休やお休み時期。

そんな時間がある時におすすめしたい、これからの保育や子どもたちとの関わりに繋がるような読みもの記事をまとめてみました。

いろいろな視点やカタチの記事が集まった、読みものまとめ集です。


「おくまんきゅうひゃくさい!」ーごはんを食べながら、3日目。

「おくまんきゅうひゃくさい!」ーごはんを食べながら、3日目。

7月21日(火)。
第3回目の「ごはんを食べながら」。

今回、同じ食卓に集まったのは、5歳児のヒノキ、ケイタ、ケンと3歳児のハヤトとワコ。
この5人は午前中、森で遊んでいた人たち。海に行っていた人たちよりも一足先にお昼ごはんを食べ始めました。


コドモコトノハ「だけど、しんでる?」(しげる 5歳)

コドモコトノハ「だけど、しんでる?」(しげる 5歳)

しげるくんが、カナヘビを捕まえました。

しげるくんと、ぼくとで、クモやバッタを捕まえて、カナヘビにあげました。

ある日、しげるくんが「にがす」と言い出しました。

「このこが、こどもだったら、おかあさんがしんぱいしてるから。」

次の日、カナヘビを捕まえた、原っぱへ行きました。みんなも一緒です。

カゴを開けてみると、カナヘビは動かなくなっていました。

しげるくんは、静かになったカナヘビを不思議そうに見つめています。

「かえるのあしと、おなじだ」


『通じ合う保育』〜みんなが心地よい保育って?〜

『通じ合う保育』〜みんなが心地よい保育って?〜

「保育士に憧れて保育士になったけど、実際はきつくて、ほんとは私にはむいていないかもしれない・・」

こんな話をよく聞きます。

確かに事務仕事はたくさんあり、保育室の管理、保育の準備、保護者の対応、そして何よりも子どもたちをまとめるという大仕事。
実際の保育現場というものは、そう甘いものではありませんね。

“純真な子どもに関わる聖職”というイメージとはかけ離れたところに自分がいるように感じる事もあるでしょう。

いつも頭の中にあることと言ったら、
「子どもたちが問題を起こさないで平穏に日々をやり過ごすこと」
こんな風に思っている人も多いのではないでしょうか?


第3回 なぜ「自由」に遊ぶことがいいんだろう?

第3回 なぜ「自由」に遊ぶことがいいんだろう?

みなさん、こんにちは。今回で3回目のコラムとなりました。

前回までのコラムでは、「エンパワメントの概念(子ども自身が持つ力を最大限に引き出すことの大切さ)」と、「遊びを子ども自身のものとして捉えてみよう」ということについてお話をしてきました。

この2つを通して言えること。それは、


「親と子が泣いていたら、まず子を抱きしめてほしい。」母として、保育者のみなさんに伝えたいこと

「親と子が泣いていたら、まず子を抱きしめてほしい。」母として、保育者のみなさんに伝えたいこと

少し、大胆な表現をしましょう。親と子どもが泣いていたら、まず保育士のみなさんには、子どもを抱きしめてやってほしい。何も聞かずに、ただただ子どもの側にいて欲しいのです。あなたには当たり前に聞こえるでしょうか?


安月給、重労働…それでも私が「保育士」を続ける理由

安月給、重労働…それでも私が「保育士」を続ける理由

「保育園って、誰のためのものなのだろう」

保育士を始めて何年も経つのに、よく初心に帰って考えてしまう。


プレイワーカー嶋村仁志さんと「遊びってなんだ?」を考える。

プレイワーカー嶋村仁志さんと「遊びってなんだ?」を考える。

私たちの日常のとても身近なところにある、遊び。
毎日、あなたの隣にいる子どもたちも遊んでいると思います。
でも、そもそも「遊び」ってなんだろう。
遊びにまつわる様々な疑問について、TOKYO PLAY代表理事を務めながら、冒険遊び場のプレイワーカーでもある嶋村仁志さんと共にたっぷりと考えてみることにしました。


大豆生田先生と考える。日本の「保育の質」ってなんだろう?

大豆生田先生と考える。日本の「保育の質」ってなんだろう?

共著書「日本が誇る! ていねいな保育 - 0・1・2歳児クラスの現場から-」(2019年7月発行)を小学館より出版された、玉川大学教育学部・教授の大豆生田啓友先生。

大豆生田先生がここで述べている“ていねい”とは、“保育の質” とは何なのか。
じっくりお話を伺いました。


「子どもたちは、自分探しの旅をしている」— 汐見稔幸さんが考える本当の“保育の質”とは

「子どもたちは、自分探しの旅をしている」— 汐見稔幸さんが考える本当の“保育の質”とは

2017年に「保育所保育指針」「幼稚園教育要領」そして「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」の3法令が改定され、いよいよ今年(2018年)4月に執行となりました。

この3法令の改定は、改めて保育者一人ひとりが、そして私たちほいくるが、自分たちの保育や子どもと向き合う姿勢、そして保育の質について考える機会でもあると思います。

そこで今回、改定にも大きく関わり、保育・幼児教育の第一人者でもある汐見稔幸さんにお話を伺うことにしました。


「子どもも大人も無理しなくていい」りんごの木・柴田愛子さんからの言葉。

「子どもも大人も無理しなくていい」りんごの木・柴田愛子さんからの言葉。

神奈川県横浜市にある「りんごの木子どもクラブ」の柴田愛子さんを訪れた、今回の取材。

前編では、保育者の専門性は、“親が感動できる保育”をしていくことではなく、いかに“子どもに感動できる大人”を育てていくことにある、と語ってくださった愛子さん。
後編ではさらに、保育者の「役割」や「在り方」について、たっぷりとお話を伺います。