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10月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2018/10/01

10月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

 


幼稚園の10月の月案指導計画(月案)、4歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年10/11号ふろく「2018年度版指導計画」よりお届けします。



前月末の子どもの姿

・保育者やクラスの友達と一緒に、かけっこや踊りなどで体を動かすことが楽しくなってきている。また、運動会が近づき、保護者が見に来てくれることを楽しみにしている。

・自分の思いやイメージを、自分なりの表し方で伝えようとする姿が活発になってきた。友達と思いが違ってぶつかることもあるが、保育者に話を聞いてもらうことで、保育者と一緒に、相手に気持ちを伝えようとしている。

今月のねらい

・保育者やクラスの友達と一緒に、体をのびのびと動かして取り組む楽しさを味わう。

・自分が興味のあることに取り組み、自分の力を出して遊ぶ楽しさを感じる。

・自分の思いやイメージを言葉や動きに表し、相手に伝わるうれしさを感じる。

クラスづくりのポイント

・運動会後、あこがれの年長児がやっていた踊りやリレーをしたり、刺激を受けて縄跳びやフープ回しなどにくり返し取り組んだり、年少児に自分たちの踊りを教えたりするなどの一人ひとりの姿を認めるとともに、クラスの子どもたちにも伝え、新たにやってみたくなるような機会や雰囲気を作っていく。

・遊びの中で、子どもが言葉や動きに表している思いつきやイメージをまわりの友達にも気づかせたり、保育者の仲立ちで伝えたりすることで、友達とかかわって遊ぶ楽しさが感じられるようにしていく。

 

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