9月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>
保育園の9月の月案指導計画(月案)、1歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、個別配慮、子育て支援、環境構成など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年8/9号ふろく「2018年度版指導計画」より、年齢に合わせてお届けします。
前月末の子どもの姿
・水遊び後の着替えや汗拭きなど、時間がかかっても自分でしようとする姿が見られた。低月齢児も、保育者が介助すると袖口に手を入れたり、ズボンをあげたりする姿が見られた。
・水遊びを十分に楽しみながら、そばにいる友達のまねをしたり、水が顔にかかるおもしろさや気持ちよさを一緒に喜び合う場面が見られた。そのかかわりを通して、室内でのままごとや電車遊びなどでも、友達の名前を呼んだりして一緒に遊ぶ姿が増えてきた。
今月のねらい
・夏の疲れや残暑から来る体調の変化に留意し、健康に過ごせるようにする。
・衣服の着脱や食事など、身のまわりのことを自分でしてみようとする。そして、できたことに喜びを感じる。
・友達のまねをして遊ぶ、名前を呼ぶ、片言で話すなど、友達と喜んでかかわろうとする。
・保育者や友達と体を動かしたり、リズムに合わせて遊ぶ。
子育て支援
・友達への興味や関心が高まる時期なので、トラブル(引っかき、かみつきなど)も増える。言葉でうまく伝えられない子どもの思いや気持ちを汲み取ることの大切さや、トラブルの際の保育者の対応などを丁寧に伝えていく。
環境構成
・子どもたちの動きも活発になるので、安全に遊べるように保育者の配置を確認し合う。
・子ども同士のかかわりが増えてきた分、玩具の取り合いなどでトラブルも多くなるので、玩具の種類や数を見直し、設定する。
保健衛生
・夏の疲れが出やすい時期なので気温の変化に留意し、子どもの体調をこまめに伝え合う。
・保育室内の温度や風通しに配慮し、水分補給をこまめにして、熱中症対策を心がける。