8月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
保育園の8月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、個別配慮、子育て支援、環境構成など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年8/9号ふろく「2018年度版指導計画」より、年齢に合わせてお届けします。
前月末の子どもの姿
・一日中パンツで過ごせる子どもが10人ほどになった。トイレで排泄できたことに喜びを感じ、「おしっこ出たよ!」とうれしそうに教えてくれたり、毎回トイレに行くことを楽しみにしている姿がある。
・友達と会話をすることが多くなり、同じ遊びを共有したり、楽しさを言葉や表情で伝え合ったりしている。
今月のねらい
・夏の暑さを感じながら、プールではワニ泳ぎなど、ダイナミックな水遊びをする。
・保育者や友達と、朝のあいさつや「ありがとう」などの会話のやりとりをする。
・セミやカブトムシ、クワガタなどを見つけ、見たり触れたりして、生き物に興味を持つ。
子育て支援
・とびひや水いぼなど、夏に多い感染症について知らせ、早期受診や治療などの必要性を伝える。
・暑さから食欲が落ちたり、睡眠不足になりがちなので、健康状態について細やかに連携をとる。
環境構成
・朝8時にプールの水を汲み、水温が上がるようにしておく(水温26度以上、水深20センチ以下)。
・昆虫図鑑や絵本を手の届くところに用意し、捕まえた虫をかごに入れて観察していく。
保健衛生
・気温や湿度に留意し、水分補給や活動のバランスを調節しながら、空調機器を活用して適切な環境作りをする。
・水遊びの際には、毎日家庭で記入する健康チェックカードを確認し、一人ひとりの体調や、その日の気温に配慮しながら行う。