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8月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2018/07/31

8月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>


夏休みで指導計画がない8月は…
「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」に向けた4歳児の取り組みをご紹介。

毎月さまざまな保育園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年8/9号ふろく「2018年度版指導計画」よりお届けします。



「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」に向けた4歳児の取り組み

夏季休業中には、進級・入園時から変容してきた子どもの姿や成長をふりかえります。
その記録を読み返すと、子どものつぶやきや、そこに込められた一人ひとりの気持ち、友達とのやりとりなどから育ちつつある姿が見えてきます。

保育者はその姿を理解し、4歳児後半にはどのような姿につながっていくのか、見通しを持って2学期を迎えることが大切です。

夢中になってくり返し遊ぶ姿の中で ~ 砂山作り ~

たいち君、かんた君、いろはちゃん、こたろう君の4人の子どもが砂場で山を作っている。たいち君がサラサラの砂(子どもたちは「サラ砂」と呼ぶ)をかけておいたところにかんた君が普通の砂(砂場の砂)をのせると、たいち君が怒り始める…

「10の姿」につながると思われる4歳児後半に育ってほしい姿

エピソードの中で経験している大切なこと1〜6

1、自分なりの思いを持って遊ぶことを楽しむ。

2、自分の思いを態度や表情、言葉で相手に表そうとしている。

3、保育者に自分の思い(したいこと)を分かってもらえたと感じて、うれしく思う。

4、保育者の言葉や、していることを見て、砂の色の違いに気づき、おもしろいと感じて、同じようにしてみる。

5、保育者やまわりの友達と、互いの言葉やしていることを気にかけながら、一緒に山作りをすることを心地よく(楽しく)感じる。

6、砂の色の違いや感触を楽しんだり、感じたこと(見立て)を言葉に表したり、友達の言葉を聞いたりしながら、くり返し山作りをする。

※詳細は、ダウンロード資料で!

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