7月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>
保育園の7月の月案指導計画(月案)、1歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、個別配慮、子育て支援、環境構成など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年6/7号ふろく「2018年度版指導計画」より、年齢に合わせてお届けします。
前月末の子どもの姿
・高月齢児は、トイレに誘うと嫌がらずに便器にすわる姿が見られるようになってきた。また、低月齢児の中にも、まねして便器にすわりたがる様子が見られるようになってきた。
・少しずつ、友達や友達の遊んでいる玩具、気に入った絵本『ぴょーん』などに興味を示して近づいて行くようになった。その中で、取ったり押したりなどのトラブルも見られるようになってきた。
今月のねらい
・一人ひとりの健康状態を把握し、暑い夏を快適に、安心して過ごせるようにする。
・着脱や排泄など、簡単な身のまわりのことを自分でしてみようとする。
・保育者や友達と水遊びを楽しむ。
・友達や友達がしていることに興味を持ち、まねして遊ぼうとする。
子育て支援
・暑さで体調を崩すことがあるので、家庭との連携を密にとっていく。また、水遊びに向けて、夏風邪や皮膚の病気など、夏の感染症に気をつけ、早期受診をお願いしていく。
・汗をよくかくので、吸湿性がよく、脱ぎ着しやすい衣服の着用を伝える。
環境構成
・エアコンやベランダの日よけシェードなどを使って、暑さ対策をしながら室温に留意していく。
・水遊び後は、指先を使って室内でじっくり遊ぶ遊具の環境を設定するなど、遊びの工夫をしたり、休息も十分にとれるように環境を整えたりしていく。
保健衛生
・水遊びでの着替えの際は、熱の有無や皮膚状態などの視診を行い、汗をかいたあとの着替えと水分補給をしっかりと行う。また、たらい内の水の衛生管理もこまめに行う。