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6月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2018/06/01

6月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>


保育園の6月の月案指導計画(月案)、2歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、個別配慮、子育て支援、環境構成など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年6/7号ふろく「2018年度版指導計画」より、年齢に合わせてお届けします。



前月末の子どもの姿

・新入園児は園生活にも慣れ、自分の好きなことをして過ごせるようになってきた。進級園児は戸外遊びが大好きで、友達と一緒に滑り台で遊んだり、三輪車に乗ってダンプカーごっこをしたりしている。しかし遊びを楽しむ一方で、自己主張やものの取り合いなど、友達とトラブルになる姿も見られた。

・午前中をパンツで過ごせる子が増え、トイレのあと「おしっこ、でた!」と、保育者に伝えて喜ぶ姿がある。

今月のねらい

・友達とぶつかり合いながらも、一緒に砂遊びをしたり、三輪車で遊ぼうとしたりする。

・梅雨期の生き物を探しに行き、飼育してみたり、見たり触れたりする。

・いろいろな食材に興味を持ち、食べることへの意欲を高める。

子育て支援

・気温が変化してくる時期なので、調節しやすい衣服を用意してもらう。

・友達とのトラブルは、相手の気持ちに気づいたり、自分の気持ちを相手に伝えたりするための大切な経験であることを知らせる。

環境構成

・長いスコップなどを用意し、水たまりなどで泥遊びができるようにする。

・砂場に大きな山を作っておいたり、積み木などを用意したりして、子ども自身で遊びを発展できるようにする。

・3つのパワー(三大栄養素)などを活用し、食材への関心を高める。

保健衛生

・気温や湿度に合わせてエアコンを利用し、室内外の温度差をおおよそ5度以内に設定し、心地よく過ごせるようにする。

・汗をかいたあとは、着替えや水分補給をこまめにする。


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