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4月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2018/04/01

4月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>


幼稚園の4月の月案指導計画(月案)、4歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年4/5号ふろく「2018年度版指導計画」よりお届けします。

4月当初の子どもの姿

・入園したことや年中組に進級したことを喜び、新しい保育室や室内にある遊具、素材に興味を持って遊び始める姿が見られる。

・担任や保育室などの環境が変わったことに緊張や不安を感じ戸惑う子もいる。保育者とのふれあいを求めたり、年少時の友達や使い慣れた遊具を使って遊ぶことで安心している姿も見られる。

今月のねらい

・入園や進級したことに喜びを感じながら、年中組の生活の仕方を知る。

・新しい環境に興味を持ち、自分からかかわって遊ぶことを楽しむ。

クラスづくりのポイント

・進級児にとってはクラス編成や担任が変わるなど、また、新入児にとってははじめての集団生活という生活や環境の変化の中で、子どもたちはさまざまな感情を抱いている。保育者は一人ひとりを温かくありのままに受けとめながらかかわり、信頼関係を築くようにする。

・一人ひとりが安心して遊び出せるように、魅力ある保育室内の遊具の配置や場づくり、戸外で春の自然を感じながら開放感を味わうことのできる環境を構成する。その中で保育者自身も感じたことを表し、楽しく遊びながら、まわりにいる友達とふれあう心地よさを感じられるようにしていく。

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