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りんごの木のミーティングは、答えをひとつ出すためではなく、個を際立たせるためにある

掲載日:2015/07/08
りんごの木のミーティングは、答えをひとつ出すためではなく、個を際立たせるためにある
インタビュー編では、「りんごの木」と“ミーティング”について、保育者・青山誠さんご自身のさまざまな経験からお話を聞いてきました♪

保育の様子編はこちら

りんごの木の特徴を教えてください

青山 誠さんの写真

青山 誠さん

「りんごの木」は直接子どもと触れ合う保育の場「りんごの木 子どもクラブ」、さまざまなワークショップを行う「ワークショップ りんごの木」、書籍やCD等を制作、販売する「りんごの木 出版部」の3つの部門からなりたっています。

はじまりは1982年、保育者の柴田愛子さんが市川雅美さん、中川ひろたかさんと3人でスタートさせました。それぞれの専門分野を活かして3つの違う角度から「子どもに関わるトータルな仕事をする場所」をつくりあげました。

「りんごの木」は一人ひとりが自分のやりたいことをする場所なんです。
フリーの保育者の集まりとも言われています。

職員室もありませんし、15時以降は「アップルジャム」というバンド活動をしたりセミナーや教室を開いたり、週に1度の話し合いの時間以外はそれぞれ好きなことに時間を使っています。
創設当時から勤続するスタッフがほとんどで、ベテランばかりの環境です。

みんないろんな園で経験を積んで、思い通りにならない保育環境も味わってきたので、「りんごの木」にやっと巡り会えたと感じているようです。

お母さんたちがランチを作るのを見ている男の子

有志のお母さんたちが作るランチにワクワク♪