保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

3歳が撮った写真で展示会を開催?!ユニット「工作の日」が教えてくれる、暮らしを楽しむヒント〈前編〉

ほいくる編集部
掲載日:2015/03/05

子育ての一環で始めた手作りおもちゃがネットを中心に話題となり、様々な工作イベントを始めるようになった吉田麻理子さんと佐藤蕗(ふき)さん。工作を紹介した雑誌が縁で出会い意気投合し、ユニット「工作の日」を組み、活動の幅を広げています。

子どもと一緒に、大人も夢中になれる工作の魅力とは…?子どもとの関わりが楽しくなるアイデアや工作から広がる世界について、HoiClue♪を運営するキッズカラー代表の雨宮が色々とお話を聞いてきました!

雨宮と佐藤さん(中)、吉田さん(右)。3歳カメラマンの展示会場にて。
雨宮と佐藤さん(中)、吉田さん(右)。3歳カメラマンの展示会場にて。

自己紹介

お二人の活動について教えてください。

会社員の傍ら、工作家として自分の子どものおもちゃや、家族の暮らしがちょっと面白くなるような物を作っています。作ったおもちゃで子どもと遊んでいる様子や、作り方などブログでアップしています。


今は育休中で、春から職場復帰の予定です

以前は建築の仕事をしていましたが、出産を機に働き方を見直しました。


現在はおもちゃ作家・イラストレーター・デザイナーとしてフリーランスでお仕事をしつつ、息子の成長と発達に合わせたおもちゃ作りと遊び方を考えています。


自分の子どものために考えたアイデアをネットで公開したことで反響を頂き、コラムの執筆や企業とのタイアップなど仕事に繋がってきた感じです。

お二人の活動をブログや本を通して拝見していて、おもわずこちらまでわくわくニヤニヤしてしまう工作あそびの世界を楽しませてもらっています。


今日は聞きたいことがたくさんなのですが、そもそもお二人はどうやって出会ったんですか?

同じ育児雑誌に二人とも、活動を紹介してもらったことがあって、ものづくりに対する考え方が似ているな~と思っていました。


思い切ってメールしてお会いしてみたらびっくりするくらい話が合って、すぐに意気投合して。


育児や生活の中の“うまくいかないこと”をおもちゃにして茶化したり楽しんだりする視点がピッタリ合ったんです。

会った日に「一緒に会社やれたらいいな」という話にまで発展しました。

何度か会って情報交換する内に、ユニットとして一緒に活動したい想いが強くなり、イベントの企画を始めました。3月には初の展示イベントを企画中です。