12月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
保育園の12月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年秋号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・寒くなってきたが、天気のよい日には園庭に出て、滑り台やブランコ、ボール遊び、かくれんぼなど好きな遊びを楽しんでいる。
・今までできなかった上着のファスナーの上げ下げを、自分でしようとする子がいる。
・園庭の落ち葉や散歩先に落ちていたドングリを集めたり、集めたもので製作することを喜んでいる。
・好きなお話をくり返し読んでもらい、お話に登場するものになりきって、保育者や友達とごっこ遊びを楽しんでいる。
今月のねらい
養護
・うがいをする、手を洗うなど、簡単な身のまわりのことをやってみようとし、自分でできた喜びを感じながら自信を持つ。
教育
・気温の変化を感じながら、寒さに負けず、体を動かして元気に遊ぶ。
・気の合う友達とのやりとりを楽しみながら、ごっこ遊びをする。
子育て支援
・新型コロナウイルス感染症や感染性胃腸炎など、感染症についての情報を保護者に伝え、予防と対応について共通理解を図る。
・厚着になりやすい時期なので、室温は暖房で調節していることや、薄着で過ごすことの大切さを知らせ、子どもが自分で着脱しやすい服を用意してもらう。
環境構成
・室温や湿度をこまめに確認しながら、室内を温めたり、換気をしたりする。
・ごっこ遊びでなりたいものになりきって遊べるように、お面や小道具を用意しておく。
・クリスマスツリーや飾りを子どもの見えやすいところに用意する。
保健衛生
・冬の感染症や一人ひとりの体調に留意し、健康で快適に過ごせるようにする。
・感染症予防のために手洗いの大切さを伝え、促していく。