9月の指導計画(月案)<3歳児・幼稚園>
幼稚園の9月の月案指導計画(月案)、3歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年夏号ふろく「2022年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・自分なりに場を見立て、何かになったつもりで遊びを楽しんでいる。それがなんとなく周囲に伝わり、そのイメージに合わせてかかわったり、自分なりにイメージを広げて遊ぼうとしたりする姿が出てきている。【豊かな感性と表現】
・遊びの中でのグッズが一緒に遊ぶきっかけとなっている。同じものを持っていることが楽しかったり、持っているものからイメージがわいたりすることも多い。【協同性】
今月のねらい
・身のまわりのさまざまな環境や、友達のしていることに興味を持ち、自分なりに遊ぼうとする。
・幼稚園での生活の仕方が自分なりにわかり、保育者と一緒にやろうとする。
クラス作りのポイント
・興味を持った遊びに自分なりにかかわって遊べるように、時間と場を確保したり、遊具やグッズの数を考慮したりする。
・一緒に遊んでいる友達を感じながら、場を見立てたり、何かになりきったりして遊ぶことが楽しめるようにする。そのために一人ひとりの見立てやつぶやきを拾って、グッズを作ったりなりきったりして保育者も一緒に遊んでいく。
・年中・年長組の運動会に向かう様子を見たり、応援したり、まねしてみたりしながら、運動会の雰囲気を感じて楽しみになるようにしていく。