7月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>
保育園の7月の月案指導計画(月案)、0歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年夏号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・前月から入園した子は、母子分離の際に泣くことがなくなり、園生活のリズムに慣れてきている。徐々に安心して眠れるようになり、睡眠時間も長くなってきている。
・ RS ウイルスが園内で流行し、つくし組(0歳児クラス)でもRS ウイルスによる欠席が出始めている。
・歩行できる子が増えてきた。そのほかの子も仰向けで過ごすことや、ハイハイや伝い歩きを楽しんでいる。
今月のねらい
養護
・安定した生活リズムの中で、心地よく過ごす。
教育
・水に触れ、心地よさを味わう。
・一人ひとりのペースで、寝返りやハイハイ、立つ、歩くなど体を動かすことを十分楽しむ。
子育て支援
・伝染性の病気が出てきやすい時期なので、一人ひとりの体調をよく把握し、保護者ともこまめに情報を共有していく。
・夏の疲れを溜めないよう、園と家庭でゆったり過ごせるような生活リズムを整えていく。
環境構成
・水遊びは初めてなので、安心して楽しめるように環境を設定していく。
・わらべうたで使える布や人形は、子どもが手に取りやすいような位置に置いておく。
保健衛生
・暑くなってきたので水分補給をこまめに行う。
・ RS ウイルスが流行しているので、感染予防の消毒を丁寧に行っていく。
・水遊び後は汗をかきやすい首や脇の下などをタオルで拭き、清潔に保てるようにする。