7月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>
幼稚園の7月の月案指導計画(月案)、5歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年夏号ふろく「2022年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・友達と一緒に遊びの場作りをしたり、考えを出し合ったりして、イメージを共通にしながら遊ぶことを楽しんでいる。【協同性】【言葉による伝え合い】
・さまざまな水遊びにくり返し取り組んで自分なりに試したり、友達の姿から刺激を受け目標に向けて挑戦したりする姿が見られる。【自立心】【思考力の芽生え】
今月のねらい
・自分の興味を追求したり、友達と思いを出し合ってイメージをつなげたりしながら遊ぶことを楽しむ。
・園生活を進めるうえで必要なことに気づき、自分たちでしようとする。
クラス作りのポイント
・園とPTA 共催の夏祭りに参加し、夏の季節行事を楽しんだり、その経験を自分たちで行うわくわくサマータイム(夏祭りの経験を生かし、年長児がグループごとに縁日のお店屋さんを作って、他学年や近隣の保育園、小学校の子どもを招待する行事)に生かしたりする中で、グループの友達と活動する楽しさや仲間意識が育っていくようにする。
・水にかかわるさまざまな遊びを十分に楽しめるようにし、水に触れる心地よさを感じられるようにしながら、試したり、挑戦したりする姿を引き出していく。