保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

チームラボキッズ代表 松本さんの考える、現代の保育と遊びの課題〈後編〉

ほいくる編集部
掲載日:2015/06/28

子どもにとっての創造とは?2〜『天才ケンケンパ』より〜

雨宮みなみ

その他に子どもたちが『未来の遊園地』だから体験できることはありますか?

松本明耐

『天才ケンケンパ』※はやりましたか?

雨宮みなみ

実は子どもたちに大人気だったので遠慮したんですよ(笑)

松本明耐

この遊びではルールを自分で作れるんです。


そういう体験もすごく大事だと思っていて。


今あるのは、決められたルールの中で反射神経を鍛えたり、競い合うゲームが溢れているんですよね。




※創造性を駆使し、オリジナルのケンケンパのコースを作ることができる。また、作ったコースを他人や友達に遊んでもらうことで、世界やルールは自分で作れるという体験、発見ができるアトラクション。

松本明耐

有名なブロックのおもちゃも今、すごく変わってきていて、プラモデルみたいに作れるものが先に決まってしまっているんですよ。『スペースシャトル』とか『お城』とか。

雨宮みなみ

もう答えが決まってしまっているんですね…。